ブルーとグリーンの融合が美しい、”Bitossi(ビトッシ)”の花瓶です。
1950-60年代にイタリアの陶芸家Aldo Londi(アルド・ロンディ)がBitossiのために手掛けたこちらの作品。
品番は727/21。最後の21は高さ(21cm)を表してます。
とても分厚く作られていて、重量もあります。
上部にひびや角の方に釉薬の剥がれがあります。上部のひびは製作された当初めからのひびかと思います。
【Bitossi/ビトッシ】
1921年に設立されたイタリアの陶器メーカーです。
1946年にAldo Londi(アルド・ロンディ)がアートディレクターとなり、職人的手法を取り入れた量産システムを確立しました。
“Rimini Blu(リミニ・ブルー)”は、Aldo LondiがBitossiで生み出したブルーを基調としたデザインで、イタリアのリミニという街から見渡すアドリア海の美しいブルーを表現しています。
リミニ・ブルーは現在でも生産されておりますが、様々な製造方法の改良により、現行品はヴィンテージのリミニ・ブルーとは風合いが多少違います。
【Aldo Londi(アルド・ロンディ)】
(1911-2003)
イタリアはフィレンツェ生まれの陶芸家。幼少期より陶芸製作所にて働き始める。第二次世界大戦中、ヨハネスブルグで強制収容所の囚人の身ながら、陶器の製作所をつくり製作に打ち込みます。戦後は、いろいろな国を旅し、その各地で製作を行い、陶芸学校の設立に貢献することもありました。
ミラノのトリエンナーレや国際手工芸品展示会など国内外の展示会に出品。ファエンツァ国際陶器博物館や英国王室コレクションなどに氏の作品が多数収蔵されている。
○サイズ
H. 21.3cm
W. 8cm
D. 5.2cm
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