SOLD OUT
1960-70年代に西ドイツの”Carstens(カルステンス)”の花瓶です。
ホワイトベースに艶のある釉薬で子供の落書きのようにギザギザや丸が描かれており、なかなかポップなデザインの花瓶です。
内側のブルーもすごく良いトーンで目を惹きます。
ステッカーが残ってるのも良いポイントですね◎
【FAT LAVA / ファット ラヴァ】
1950-70年代にドイツ各地で盛んに製造されてた陶器製品。
FAT(肥えた)LAVA(溶岩)と言われるように、溶けて固まった溶岩のようななテクスチャーが特徴的です。
当時は多数の陶器メーカーがあり、それぞれが様々なデザインの陶器製品を販売してました。
釉薬の使い方が魅力的で、古さを感じさせないデザインが世界中で人気です。
【Carstens / カルステンス】
1900年に、Christian Heinrich Carstens(クリスティアン・ハインリッヒ・カルステンス)が設立した陶磁器企業グループの一社がこのメーカーの始まりで、彼の息子の代には著しい成長を遂げたが、第二次世界大戦後に東ドイツにあった工場は全てロシア没収されてしまう。
後に、1945年に西ドイツのフレーデルスローのテンニースホフにて” Carsten Tönnieshof”を設立し、1947年から陶器の製造を開始した。
形状や装飾などは、創業者Ernst Carstens(エルンスト・カルステンス)の妻であるTrude Carstens(トゥルーデ・カルステンス)が手掛けたもので、彼女は1965年に逝去するまでアートディレクターを務めてました。
1959年からはデザイナーに、Ingrid Ilgner(イングリッド・イルクナー)、1966年からはRudolf Christmann(ルドルフ・クリストマン)などが在籍していた。
Carstensの品質は高く、成功を収め、1954年には400人以上を雇用する大企業となります。
1970年代には海外にも支店を持つまでに成長しましたが、1980年代にセラミックブームが下火になり、1984年にCarsten Tönnieshofは幕を下ろしました。
○サイズ
H. 29cm
φ. 15.5cm
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